神棚の神具である鏡について
神鏡の由来について
種々の神具の中でも特に大きな役割を担うもので、三種の神器の一つである「八咫鏡(やたのかがみ)」の模型です。
神様のめどう(目標)となるといわれ、神社でも御昇殿の奥にお祀りされています。
意味について
神鏡は神様そのものの姿、また依代(神が宿るもの)であり、お参りする際に映った自分の姿を振り返り、「真心を神様に見ていただく」という意味もあるようです。
設置場所について
神棚ではお宮の扉の前、中央におまつりします。
お供え物の鏡餅について
お正月に神棚にお供えすることが多い鏡餅を、いつまでお供えするのか?いつ下げるのかという疑問についてです。
一般的には、1月11日に鏡開きが行われるところは、1月6日までお供えし、1月7日に鏡餅を下げることが多いようです。
ただし、1月20日に鏡開きが行われる地方もあり、その場合は、1月14日までお供えし、1月15日に鏡餅を下げるところもあります。
「神棚スタイル」より