天照大御神のお札について
神宮大麻とは
宮形に祀るお札には各地域の氏神様の他に、皇祖である天照大御神を祀る伊勢神宮の神宮大麻があります。神宮大麻とは「天照皇大神宮」という神号と印が押してあるお札です。
神宮大麻が全国の家庭に祀られるようになったのは中世の頃からです。御師(おしまたはおんし)と呼ばれる神宮の神職の人たちが、全国津々浦々を歩いて伊勢信仰を深めたことから、神宮大麻も広まっていったといわれています。
神宮大麻はどこで?値段は?
神宮大麻は全国の神社でいただくことができます。
値段はサイズや種類によって異なりますが、1千~5千円くらいになります。
神宮大麻は毎年取り替えるの?
神宮大麻は、新年には新しいお札をお受けし(御札には本来、「買う」「購入する」という言葉は使いません)、お祀りするようにしてください。
神宮大麻の薄紙はどうするの?
なお、お札を包んでいる薄紙は、汚れや穢れを防ぐためのもの。宮形に納める際には薄紙を取って納めます。
単なるカバーですので、捨てても大丈夫ですが、つけたままでも一向に構いません。
「知識ゼロからのお参り入門」より